今回は、ルピシアの「台湾烏龍茶 春摘み」をご紹介します。
このお茶は、2024年冬の福袋で手に入れました。
台湾烏龍茶は、「緑の烏龍茶」と呼ばれる爽やかな風味が特徴のお茶です。
この記事では、「台湾烏龍茶 春摘み」の味のレビューだけでなく、茶香炉で使用した香りもご紹介します。
また、台湾烏龍茶の産地などの基本情報、季節ごとの違いについてもご紹介します。
台湾烏龍茶が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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台湾烏龍茶とは
台湾は、沖縄のさらに南に位置する亜熱帯の島ですが、標高2千メートルという冷涼な高山地帯のお茶どころもあり、季節によって様々なお茶が作られています。中部の南投県が代表産地で、最初に凍頂烏龍が世界的に有名になり、続いて標高千メートル以上の高地の原生林を切り開いて作られるようになった高山茶が評価を高めてきました。
お茶発祥の地、中国の一般的な烏龍茶の水色(すいしょく:カップに注いだときの色み)が茶色く焙煎を含めた風味と香気を味わうものであるのに対し、特に現代の台湾茶の主流は「緑の烏龍茶」、「清香(チンシャン)」などと呼ばれる爽やかな風味と香気、エメラルドや翡翠(ひすい)を思わせる青々とした茶葉の仕上げが特徴です。
ルピシア公式ホームページより
産地情報
「台湾烏龍茶 春摘み」の産地は台湾・南投県です。
南投県は台湾中部に位置し、台湾で唯一の内陸県です。
この地域は、美しい自然に恵まれ、豊かな土壌と適度な気候が特徴で、お茶の栽培に最適な環境です。
南投県のお茶は、その品質の高さから「台湾茶の故郷」とも称されます。
お茶の栽培に適した気候、肥沃な土壌、そして熟練した農家の手によって、一年中様々な種類のお茶が生産されています。
春摘みの特徴
春摘みの台湾烏龍茶は、その名の通り、春に摘まれた新芽を使用しています。
フレッシュで爽やかな香りが特徴です。
冬の間に蓄えられた栄養分が新芽に凝縮されているため、春摘みのお茶は、他の季節に摘まれたお茶と比べて、より豊かな味わいと香りを楽しむことができます。
台湾烏龍茶 春摘みの感想
おすすめ度:★★★☆☆
パッケージに書いてあるおいしい淹れ方で淹れました。
香り
草のような青々とした香りに、花のような華やかな香りも感じられます。
さわやかでやさしい香りです。
味
以前いただいた梨山烏龍のときにも思いましたが、私がイメージする烏龍茶とはまったく違います。
(烏龍茶は、色が濃くて、味も濃くて、ちょっと渋いイメージです。)
第一印象としては、烏龍茶というより緑茶のような味だと思いました。
口に含むと、ふんわりと花のような香りが広がります。
味はあっさりしていて、渋みや苦味が少なくて飲みやすいです。
このお茶は、4~5煎くらい飲めるようですが、淹れるごとに味わいが変わり、その変化を楽しめます。
1煎目は香りが強く、2煎目以降はだんだんとまろやかな味わいに変化していくように感じました。
茶香炉
何煎か飲んだ後の出がらしを使いましたが、しっかり香りがしました。
ほのかに茶葉の青々とした香りがして、まるでお茶屋さん入ったときのような香りだと思いました。
ペアリング
台湾烏龍茶をもっと楽しむためのペアリングについては、以下の記事にまとめました。
食事からスイーツまで、さまざまな食べ物を合わて検証しましたので、ぜひご覧ください。
ルピシアの台湾烏龍茶を飲むには?
この記事で紹介した「台湾烏龍茶 春摘み」と全く同じものは、すでに販売終了しているようです。
この記事を書いた2024年3月には、ルピシアのオンラインストアにページがありませんでした。
ルピシアでは、その季節に応じた台湾烏龍茶を販売しています。
しかし、先日まで販売していた冬摘みの台湾烏龍茶も、現在は完売していて、購入する手段がありません。
次回の発売を待ちましょう。
まとめ
今回は、ルピシアの「台湾烏龍茶 春摘み」をご紹介しました。
台湾烏龍茶は、「緑の烏龍茶」と呼ばれる爽やかな風味が特徴です。
あっさりしていて渋みや苦味が少なく、淹れるごとに変わる味わいを楽しめます。
台湾烏龍茶は大人気商品で、発売されたらすぐに完売してしまう可能性がありますので、見つけた際には、早めの購入がおすすめです。