今回は、ルピシアの「ハブカル GFOP 2023」というニルギリ紅茶をご紹介します。
このお茶は、2024年冬の福袋で手に入れました。
ハブカル GFOP 2023は、インド南部のニルギリ地方にあるハブカル茶園で作られた紅茶です。
ハブカルの紅茶は、ニルギリの中でも特に品質の高い紅茶として有名です。
この記事では、「ハブカル GFOP 2023」の味のレビューだけでなく、ハブカル茶園の特徴や、おすすめのペアリング、茶香炉で使用した香りもご紹介します。
ルピシアの「ハブカル GFOP 2023」が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ハブカル GFOP 2023ってどんなお茶？
インドの茶園ハブカルで作られた、紅茶の等級がGolden Flowery Orange Pekoeの紅茶です。
紅茶の種類としては「ニルギリ」になります。
ハブカルとは
ハブカルとは、インド南部のニルギリ地方にある茶園の名前です。
ニルギリ地方は、標高2000m以上の高地に広がる美しい自然に囲まれた場所です。
ニルギリは、現地語で「青い山」という意味です。
ハブカル茶園は、このニルギリ地方の中でも最も高い場所に位置し、冷涼な気候と豊かな水源に恵まれています。
ハブカルの紅茶は希少性が高く、ニルギリの中でも特に品質の高い紅茶として知られています。
GFOPとは
GFOPとは、紅茶の等級「Golden Flowery Orange Pekoe」の略です。
紅茶の等級とは、茶葉の大きさや形状、芯芽の含有量などによって分けられたランクのことです。
GFOPはフルリーフ（茶葉をそのまま使用したもの）の中でも、金色の芯芽（茶樹の先端部分にある未開花の芽）を多く含む高品質の茶葉を指します。
ハブカル GFOP 2023の感想
おすすめ度：★★★★★
パッケージに書いてあるおいしい淹れ方で淹れました。
香り
甘くて草やハーブのような自然な香りがします。
強い香りではなく、どちらかというと控えめで、穏やかな印象です。
味
非常にすっきりとした味わいの紅茶です。
苦みや渋みが少なく、飲みやすいです。
濃厚な紅茶が好きな人には物足りないかもしれませんが、爽やかな香りとのバランスが良いです。
ミルクを入れてもまずくはないですが、個人的にはあまりあっていないように思います。
味が弱まってしまうというか…私は断然ストレート派です。
アイスティーにしてもなかなかおいしいです。
ペアリング
スコーン、チョコレートケーキ、ミックスナッツ、ドライフルーツなどと一緒にいただきました。
私のベストなペアリングは、プレーン味のスコーンです。
すっきりしていて、香りも穏やかなので、食事にも合うと思います。
茶香炉
2煎飲んだ後の出がらしを乾燥させてから使いました。
もともと強い香りではないので、かなり近くでないと香りがしません。
使用前の茶葉や淹れたときの草やハーブのような香りはあまりなく、ほんのり甘い茶葉の香りがしました。
香り自体はまったく悪くないですが、弱い香りなので、あまり茶香炉向きの茶葉ではなさそうです。
ルピシアのハブカル GFOP 2023を飲むには？
この記事で紹介した「ハブカル GFOP 2023」は、すでに販売終了しているようです。
この記事を書いた2024年2月には、ルピシアのオンラインストアにページがありませんでした。
2024年のハブカルの販売開始を待ちましょう。
まとめ
今回は、ルピシアのハブカル GFOP 2023をご紹介しました。
ハブカル は、ニルギリの中でも特に品質の高い紅茶で、甘く自然な香りと、すっきりとした味わいが特徴の紅茶です。
渋みやクセがないため、とても飲みやすく、ニルギリの魅力を感じることができます。
ストレートティーで、穏やかな香りと味わいを感じるのがおすすめです。
ハブカルの紅茶は、販売されている時期が限定されていますので、見つけた際にはぜひ一度お試しください。
