ルピシア『タルボ 2023-DJ239』レビュー

今回は、ルピシアの紅茶「タルボ 2023-DJ239」をご紹介します。

「タルボ 2023-DJ239」は、インドの茶園・タルボで作られたダージリン夏摘み(セカンドフラッシュ)紅茶です。

甘みと渋みが絶妙に調和し、濃厚な味わいが特徴です。

ノンフレーバーでも甘い風味を楽しみたい人におすすめのお茶です。

この記事では、その魅力を詳しくご紹介します。

「タルボ 2023-DJ239」とは

インドの茶園タルボで作られた紅茶です。

紅茶の種類としては「ダージリンセカンドフラッシュ」になります。

タルボとは

タルボとは、インドのダージリン地区の西端近く、ミリクバレーにある茶園です。

ネパールとの国境に近いこの茶園はミリクバレーに位置しています。平均標高1,500mと起伏の激しいエリアにあり、ダージリンの中でも最大規模の面積を誇る茶園です。
【タルボ】の名前は現地の言葉でテントを意味する「トンブ(Tombu)」に由来すると考えられています。

ルピシア公式ホームページより

2023-DJ239とは

「2023」は収穫年を示し、「DJ239」はその年の収穫ロット番号を表しています。

この番号からその年の収穫時期や品質が特定できます。

ダージリンセカンドフラッシュの特徴

ダージリンのセカンドフラッシュは、初夏に収穫される紅茶で、特に芳醇な香りと濃厚な味わいが特徴です。

ブドウを思わせるフルーツが熟したような甘い香りは「マスカテルフレーバー」と呼ばれています。

茶葉の色が濃く、抽出したお茶も美しい琥珀色になります。

ストレートティーとして楽しむのに最適です。

その品質の高さから「紅茶のシャンパン」とも称される、贅沢な一杯です。

「タルボ 2023-DJ239」の感想

香り

茶葉の香りは、ビターな感じに少し甘さが混じったような香りです。

高カカオチョコのような香りだと思いました。

淹れるとほんのりと甘さのある香りになります。

それほど強い香りではなく、上品な印象を受けます。

ストレートティー

まずは甘みが広がり、一瞬軽い渋みを感じます。

後味や鼻から抜ける香りも甘めです。

フルーティーというよりは、蜜のような、豊かな香りや味わいです。

甘味料を入れていないのに、かなり甘く感じます。

濃厚でとても満足感があります。

アイスティー

甘さよりも、植物や花のような風味を強く感じます。

後味が少し渋めですが、口にはあまり残りません。

鼻から抜ける香りが爽やかで、甘さを感じにくい分、さっぱりとした味わいです。

暑い日にぴったりの、爽やかでリフレッシュできる一杯です。

ミルクティー

濃厚な甘みと渋みをほぼ同時に感じ、花のような強い香りが鼻に抜けます。

余韻がすごく強く残ります。

甘みと華やかさのせいか、チョコレートやコーヒーが連想される、デザートティーのような味わいです。

かなり濃厚で甘みも強く、甘味料を入れなくても十分だと思います。

茶香炉

2煎飲んだ後の出がらしを乾燥させてから使いました。

植物のような香りで、茶葉の状態とはかなり違う香りがします。

他のノンフレーバーの紅茶の茶葉を茶香炉で使った香りとあまり違いがないかと思います。

しかし、香りは少し強めで、離れた場所にいてもときどき香ってきます。

 

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ルピシアの「タルボ 2023-DJ239」を買うには？

「タルボ 2023-DJ239」は、すでに販売が終了しています。

この記事を書いた2025年1月には、ルピシアのオンラインストアにページがありませんでした。

ダージリンセカンドフラッシュは、通常、8月から10月頃に販売が開始されることが多いようです。

もしかしたら、次の夏頃になるとタルボ夏摘みを購入できるかもしれません。

まとめ

今回は、ルピシアの「タルボ 2023-DJ239」をご紹介しました。

「タルボ 2023-DJ239」は、上質なチョコレートのような香りが特徴で、蜜のような甘さの濃厚な味わいが楽しめます。

どんな飲み方でもおいしいですが、私のおすすめはミルクティーです。

スイーツ系のフレーバードティーのような味わいが楽しめます。

ぜひ一度お試しください。

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