ルピシア『宇治新茶 やぶきた 2024』レビュー

今回は、ルピシアの緑茶「宇治新茶 やぶきた 2024」をご紹介します。

「宇治新茶 やぶきた 2024」は、京都の宇治地域で生産されている緑茶です。

さわやかな香り、旨味と程よい渋み、長く残る後味が特徴です。

お茶の旨味を楽しみたい人におすすめなお茶です。

この記事では、その魅力を詳しくご紹介します。

「宇治新茶 やぶきた 2024」とは

宇治茶とは京都の宇治地域で生産されている日本の伝統的なお茶の一つです。

歴史と品質が高く評価されており、鮮やかな緑色と深い味わいが特徴です。

産地情報

京都府相楽郡は京都の南部に位置し、滋賀県、三重県、奈良県と隣接しており、和束町（わづかちょう）、南山城村（みなみやましろむら）などを含むお茶の産地です。
宇治茶の歴史は古く、鎌倉時代に高山寺の明恵上人（みょうえしょうにん）の勧めにより、宇治茶の栽培が始まりました。
宇治茶の産地には宇治川、木津川などが流れており、年間1500mm以上の降水量があります。
小高い傾斜のある地形のため、昼夜の温度差により霧が発生しやすく、さらに土質が良く水はけも良いので、まさにお茶栽培に適した産地であり、そのような環境によって宇治の香り高さが生まれます。

ルピシア公式ホームページより

やぶきたとは

やぶきたは、日本の代表的な緑茶品種の一つです。

さわやかな香りと軽い渋み、豊かな旨味が特徴で、初めて緑茶を試す方にもおすすめです。

淹れたお茶は鮮やかな緑色で、口当たりが柔らかく、後味もさっぱりとしています。

耐病性が高く、栽培しやすい品種であるため、多くの茶園で栽培されています。

新茶とは

新茶とは、その年の最初に摘み取られた茶葉の新芽を使ったお茶のことです。

収穫時期はおおむね4～5月で、暖かい地域から徐々に北上していくイメージです。

茶葉は成長するにつれて大きく硬くなり、渋味や苦味が増えます。

新茶である茶葉の新芽は、とてもやわらかく成長した茶葉に比べて甘味や旨味が強いです。

「宇治新茶 やぶきた 2024」の感想

香り

茶葉は、初めに草のようなさわやかな香りがします。

終わりのほうに、少し焼き海苔のようなおいしそうな香りがします。

香りはあまり強くありません。

淹れると、海苔のような香りが強まり、香り自体も茶葉の時よりも強く感じました。

ストレートティー

お茶の濃厚な旨みが広がり、だんだんと渋みを感じできます。

渋みが薄れてくると再び旨味が戻り、最後にはさわやかな風味が残ります。

鼻から抜けていく香りも、植物のようなさわやかな香りです。

お茶を飲んだ後も、口の中には長く続く余韻が残り、その感覚が非常に心地よいです。

お茶の旨みと渋みのバランスが絶妙で、一口一口じっくりと楽しめます。

アイスティー

渋みはまったくありません。

それにともなってか、お茶の味わいも薄まってしまっている気がします。

後味の余韻も少なめです。

さっぱりとした口当たりで、これはこれでおいしいと思います。

ですが、強い味わいを楽しみたいならば、ストレートティーの方が満足感が高いのではないでしょうか。

＼ リーフティの水出しはHARIOフィルターインボトルがおすすめ！ ／

茶葉と水をボトルに入れるだけ、部品が少ないので片付けも簡単です。

ミルクティー

ミルクのまろやかな口当たりが一番に感じられ、その後軽い渋みが加わります。

後味にはお茶の旨味が残り、鼻から抜ける香りは、植物のようなさわやかな香りです。

お茶もミルクも味わえて、結構バランスがいいと思いました。

甘味料を足すと、シンプルに甘さだけが加わる感じで、これもなかなかおいしいと思います。

茶香炉

2煎飲んだ後の出がらしを乾燥させてから使いました。

草のようなさわやかな香りがほんのりと漂い、焙じられた茶葉の香ばしさが感じられます。

淹れる前に感じた海苔の香りはなく、青々としたすっきりとした香りが特徴です。

香りは程よい強さで、少し離れていても時々香ってきます。

 

＼ おすすめの茶香炉はこちら！電気式が便利です。 ／

ルピシアの「宇治新茶 やぶきた 2024」を買うには？

「宇治新茶 やぶきた 2024」は、すでに販売が終了しています。

この記事を書いた2025年2月には、ルピシアのオンラインストアにページがありませんでした。

通常、新茶は4～5月頃に販売開始されます。

もしかしたら、次の春頃になると「宇治新茶 やぶきた」を購入できるかもしれません。

新茶ではない「宇治 やぶきた」は、通年販売しているようです。

まとめ

今回は、ルピシアの「宇治新茶 やぶきた 2024」をご紹介しました。

「宇治新茶 やぶきた 2024」は、旨味と渋みが調和した味わいで、余韻を長く楽しめるお茶です。

お茶の旨味をしっかりと味わえるストレートティーで飲むのがおすすめです。

ぜひ一度お試しください。

＼ この記事で使用しているティーカップはこちら！ ／

この記事が参考になったら、ぜひ他のレビュー記事もチェックしてみてください！